IndonesiaのAIDS事情

Ｂａｌｉには、多くの日本人女性をねらったいわゆるジゴロがいるのも事実である。一時の開放感にかられて性交渉を持つことはしょうがないにしても安全に気を付けなければならない。日本でも性感染症が蔓延している中、コンドームの使用をしないで交渉を持つことがいわゆるファッションで、中には格好いいとかいって間違った認識を持っている娘がいるというから考えものだ。Ｃ型肝炎やＢ型肝炎も性交渉から感染することもいわれているが、将来自分の子供にも影響を与えかねないことを改めて認識する必要がある。

ＡＩＤＳ　ｉｎ　Ｉｎｄｏｎｅｓｉａ　より

ＡＩＤＳは，１９８１年アメリカの都市部で、カポシ肉腫及びカリニ肺炎（ＰＣＰ）の症状を起こす病気として特定されました。当初、とても希な病気として扱われ、臓器移植などの治療経過中に、身体の免疫システムが壊れて発症されるとされていました。また同性愛の男性の発症が多かったため、GRIDと呼ばれゲイに関連する病気とされてきました。しかし、その後、免疫不全症候群と呼ばれるようになりあらゆる人に影響を及ぼすことが解ると大きな反響を呼ぶようになり、１９８３年ＡＩＤＳの原因であるウイルスが発見され特定されると元来呼ばれていたＨＴＬＶ−�V又はＬＡＶは改名されＨｕｍａｎ　Ｉｍｍｕ−ｎｏｄｅｆｉｃｅｎｃｙ　Ｖｉｒｕｓ（ＨＩＶ）と名前を改められました。
ＡＩＤＳは、急速に世界中に広がり、今世界規模で３０００万（現在は４０００万）以上のキャリアがいると言われています。当初、アフリカのサハラ砂漠以南の国では、ひどく打撃を受けました。これらの国々ではなんと１５歳から３０歳の年齢層の３０％以上の人々が感染させられたのです。
アジアでの広がりを見せ始めたのは、１９８０年代後半のことです。始めにタイで感染がみられるようになり、ミャンマー、カンボジアへと広がりました。そうして現在は、インドにおいて顕著に見られるようになりました。。このことは、次の世紀において人類に対して大変な課題となるでしょう。インドネシアやフィリピンでは、他の国ほどのステージまで達していませんが、多くはパートナーの交換がそのほかの国より低いことがたとえばタイの売春婦とインドネシアとでは感染者の方が多いことからも示唆されます。
インドネシアでの最初の事例は、１９８７年BaliでＡＩＤＳで死んだ外国人がおりました。それからは、次第にローカルな人達にも見られるようになりました。
１９９９年２月末までに８３９人の発症を確認しました。（後述ＡＩＤＳ統計参照）しかし、これは氷山の一角と思われます。死亡原因がＡＩＤＳであるとは断定する事は困難でした。、ＷＨＯの東南アジア地域の最新報告によると１９９９年１１月１日（AIDS Swatch Vol. 3No.4)現在でＨＩＶ感染者は５１，０００件を推定しています。
福祉大臣は２０００年には４０００００人の感染者が予想される中、ＡＩＤＳに対する十分な予算確保とその対応をするとの政治的決断を示唆しております。

Statistics on AIDS in Indonesia

HIV/AIDS Cases in Indonesia thru' February 1999

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